世界食料デー月間コラム「食品ロス」って聞いたことありますか?

日本の食品ロスについて
提供元
国連WFP協会
10月16日が何の日か知っていますか?国連が「世界の食料問題を考える日」として、この日を「世界食料デー」と制定しました。そして今年もこの世界食料デーがある10月を「世界食料デー月間」とし、問題の解決に向けて様々な取り組みが行われます!

メニューズでも「世界食料デー」に関するコラムを4週にわたって公開します!
2週目のテーマは「日本の食品ロスについて」です。

◆そもそも「食品ロス」ってなんだろう?

「食品ロス」とは「本来食べられるのに廃棄されてしまう食品」のことを指しています。

コンビニやスーパーで廃棄されているお弁当だけではなく、賞味期限切れの食品など普段当然のように捨てているもの、「ちょっと作りすぎちゃって…」と捨てているものなど全て食品ロスに含まれます。
WFP/Inger Marie Vennize
©WFP/Inger Marie Vennize


日本の食品ロスはなんと年間で646万トン(※1)と言われています。
(※1 農林水産省「平成27年度食品ロスの現状(フロー図)」より)

食べられるはずの食品がこんなにも捨てられてしまっているにもかかわらず、世界人口の9人に1人は未だに十分な栄養を摂取できずにいるのが現状です。

◆なぜこんなに食品ロスが出てしまうの?

WFP/Saikat Mojumder
©WFP/Saikat Mojumder


理由①見た目重視の食料が求められている


形が不格好な野菜や果物、容器がへこんだお弁当など、見た目がよくないものは店頭に並ぶ前に廃棄されてしまっています。


理由②食生活の変化


昔は家族全員で1つの食卓を囲むスタイルが主流でしたが、共働き世帯が増えた現代社会では、そのような家庭は少なくなってきました。
それぞれが食べられるタイミング、食べたいタイミングで好きなものを食べる「個食化」が進んでいるのです。

その結果、24時間いつでも食べ物を手に入れたいというニーズを叶えるために、廃棄を前提に大量に商品を仕入れている場合もあります。


理由③外食産業の発達


私たちが飲食店で食べ切れずに残してしまった料理など、外食産業が1年間に出す食品ロスは約133万トン(※2)もあるのです。
(※2 農林水産省「食品ロスの削減に向けて」より)

◆私たちにできることって何だろう?

WFP/Ratanak_Leng
©WFP/Ratanak Leng


家庭でできること:食材を買いすぎない


「お買い得品だから!」「まとめて買った方がお得だから!」とついつい食材を買いすぎてしまうことってよくありますよね。

もちろん使い切る前提で買っているとは思いますが、結局冷蔵庫の中で腐らせてしまった…という経験がある方、多いのではないでしょうか。

これからは「使う分だけ買う」を意識して買い物をしてみましょう♪


外食先でできること:食べ切れる量だけ注文する


外食先のレストランでは、自分たちが確実に食べ切れる量を注文しましょう!
最初にドカッと注文するのではなく、少し足りないかな…というくらいの量を注文し、あとから追加するなど、食べに来ている側も工夫できることはあります。

もし一皿の量が分からない場合には、店員さんに聞いてみるのもいいかもしれませんね♪


家庭でも外食先でも「残り物は出さない」
ひとりひとりが意識するだけで、きっと食品ロスは少なくなっていくはず。

今日から意識して行動してもらえたら嬉しいです!
 
 
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writer
メニューズ編集部