手軽に本格的なハッシュドビーフを作れるカンタンレシピ8選

ハッシュドビーフ
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メニューズ編集部
ハッシュドビーフとは、きざんだ野菜や肉をトマトソースやデミグラスソースで煮込んだものです。ハッシュドビーフとハヤシライスの違いは、実はあいまい。

一般的には、ドミグラスソースをベースにしたものがハッシュドビーフで、トマトケチャップなどで親しみやすい味に仕上げたものがハヤシライスといったイメージがあります。いずれにしても、具だくさんのカレーのようなものという認識で間違いありません。

今回は、手間のかかるイメージのあるハッシュドビーフを簡単につくれるレシピと、ハッシュドビーフを食べるメリットを解説します。


<しっかり煮込んで作る!定番のハッシュドビーフ>

ハッシュドビーフ
ハッシュドビーフの定番レシピをおさらいしておきましょう。しっかり煮込んで、本格派の味に仕上げます。牛肉は旨味を閉じ込めるため、小麦粉をまぶして表面をしっかり焼くのがポイントです。

こげ目がつくほど焼いて、風味をアップさせましょう。玉ねぎとにんにくは茶色になるまでバターでじっくり炒めることで、ソースの味に深みが加わります。
玉ねぎは炒めるほどに辛味が抜け、より本来の甘味と旨味を強く感じるようになるのです。

玉ねぎにしっかり色がつくまでの炒め時間の目安は中火で8~10分。よく焼いた肉とじっくり炒めた玉ねぎの旨味が、ハッシュドビーフのおいしさにつながるので、ここは時間をかけて丁寧に作業しましょう。

なお、スープの素はチキン、ビーフなど好みのもので問題ありません。ドミグラスソースの深いコクとトマトピューレの酸味が牛肉や玉ねぎと溶け合い、芳醇な味わいです。

おもてなしや記念日など、ここぞという日に時間をかけてでも作りたい一品。ワインとの相性もぴったりです。


<電子レンジで作る!ハッシュドビーフ>

ハッシュドビーフ
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電子レンジを使って煮込んだような深い味わいを出す、時短ワザレシピです。じっくり煮込むイメージのハッシュドビーフですが、このレシピだとなんと調理時間15分以内で完成します。

ポイントは電子レンジを2回に分けて使うこと。1回目は、玉ねぎとにんにくをバターと共に加熱します。バターの飛び散りを防ぎつつ、しんなりとした炒め玉ねぎ風にするためにラップはふんわりとかぶせるのがポイントです。

2回目は、玉ねぎを加熱したボウルに牛肉とマッシュルーム、調味料を加え、ラップをかけずに加熱します。
加熱ムラを防ぐために調味料と具材はしっかりと混ぜてから調理するのがポイントです。2回目の加熱でラップをかけない理由は、煮込んだような濃厚さをだすため。

コンロも鍋も使わず、ワンボウルでできるので、片付けの手間もグンと楽になりますね。


<圧力鍋で作る!ハッシュドビーフ>

ハッシュドビーフ
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「時間がなくてもしっかり煮込んで調理したい」という希望を叶えてくれるのが圧力鍋。かたい肉や野菜も、短時間で驚くような柔らかさになるのが魅力ですよね。

扱い慣れていないとなかなか手が出しにくいかもしれませんが、一度覚えてしまえば案外簡単です。このレシピでは、加圧時間が約2分。ほかの工程にかかる時間を含めても、短時間でお店のようなハッシュドビーフが作れます。

加圧すると具材がすぐに柔らかくなるので、野菜は大きめに切って大丈夫です。くし型のトマトであれば、形がなくなるくらいにとろけます。
圧力鍋を使ううえでの注意点として、ケチャップやソースなどは直接加えると焦げやすいので、水やそのほかの調味料でのばして入れるということが大事です。

また、加圧が終わってもすぐにふたを開けてはいけません。自然に圧力のピンが下がるまで待ってから開けましょう。正しく扱えば圧力鍋は時短料理の強い味方です。

できあがりは肉や野菜がとろけるように柔らかく、クリーミーなコクがたまらないおいしさ。好みでサワークリームを添えてもおいしいですね。

<赤ワインのちょい足しで本格的に!>

すぐできハヤシライス
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赤ワインをちょい足しするだけで、本格的な大人の味に仕上げるレシピです。

ハッシュドビーフに少量の赤ワインを入れると、風味とコクがアップしておいしくなるだけでなく、全体においしそうな色づけがされるという効果もあります。
ワインは牛肉を炒めた直後に入れると、焼いた牛肉にもワインの香りがついておいしくなります。ほかの料理酒や白ワインでも作れますが、赤ワイン特有の色や香りは特別であり、ほかに代わるものはありません。

特に高価なワインでなくても、飲みかけのワインやお手頃価格のワインで十分です。

ドミグラスソースなどを入れなくても手軽に大人の味わいが出せるので、時間がないときでも本格的なハッシュドビーフが食べられます。普段ワインを飲まないという人でも、料理用に用意しておくと何かと役に立つのではないでしょうか。


<中濃ソースのちょい足しでお店の味に!>

クイックハヤシライス
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こちらは中濃ソースをちょい足しして、お店の味に近づけるハッシュドビーフレシピです。煮込む材料は牛切り落とし肉、玉ねぎ、まいたけ。

玉ねぎは火の通りを早くするために、繊維と直角に包丁の刃をあてて切りましょう。牛切り落とし肉には小麦粉をまぶして焼き、旨味を閉じ込めておきます。

このように、素材の旨味を生かしたり、切り方を工夫して旨味を引き出したり、旨味を閉じ込めたりすることでケチャップと中濃ソースで味つけするだけなのにコクのあるハッシュドビーフになります。
中濃ソースは、たっぷりの野菜や果物を煮込んでピューレ状にしたものにスパイスや酢を加え、発酵させてできたものです。つまり、旨味のもとになるものがぎゅっと濃縮されているわけですね。

さらりとしたウスターソースと違い、適度にとろみがついているのでハッシュドビーフのような煮込み料理になじみやすく、コクを出すのにぴったりの調味料だといえます。

できた料理にかけるだけでなく、このように優秀な調味料として活躍してくれるので、常備しておくと便利ですね。


<豚こまとしめじのハッシュドビーフ風>

豚こまとしめじのハッシュドビーフ風
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こちらはインスタントコーヒーで肉の香ばしさをアップさせるハッシュドビーフ(ポーク)レシピです。

旨味たっぷりのケチャップやソースにインスタントコーヒーを入れることで良質な苦みがプラスされ、全体に深いコクと旨味が増します。

また、インスタントコーヒーには肉の臭みをやわらげ、香ばしい風味をつける役割もあるので、ハッシュドビーフやカレーなどの煮込み料理にぴったりの隠し味だといえますね。
このレシピではインスタントコーヒーに加えて中濃ソースも入っているので、さらに味が深まっておいしくなります。フライパン1つであっという間に完成するので、時短なうえ、後片付けも簡単です。

インスタントコーヒーであれば常備している家庭も多いのではないでしょうか。本格的な味わいが出せるちょい足しワザを、毎日の料理にぜひ活用してみましょう。


<食材の工夫でカロリーダウンのハッシュドビーフ>

ごぼう入りビーフストロガノフ
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ドミグラスソースを使わず、ごぼうとトマトピューレを使ってカロリーダウンしたハッシュドビーフレシピです。

炒めたごぼう、玉ねぎ、牛肉に小麦粉を加え、しっかりと火を通すことで、粉っぽさが残らずなめらかな仕上がりになります。

ごぼうがたっぷり入っているので食べごたえがあり、食物繊維も摂れるので非常にヘルシーな一品です。
ドミグラスソースの代わりに、コクの決め手になっているのはトマトピューレとエバミルク。トマトピューレには旨味成分であるグルタミン酸が含まれています。

これだけでも十分においしいのですが、ドミグラスソースの深い味わいに比べると物足りなさを感じることがあります。

エバミルクとは無糖練乳のことで、牛乳を煮詰めて濃縮させたものです。水分が少ない分、牛乳をそのまま入れるよりも簡単にコクをプラスできます。トマトピューレと一緒に入れることで、コクを引き立てる効果が期待できるというわけですね。

生クリームよりも脂肪分が少ないので、カロリーを気にしている人におすすめの食品です。


<インパクト大!厚切り食パンのハッシュドビーフ>

卵とろ~り!ハッシュドビーフポット食パン
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大胆にも食パンの中身をくり抜いたものを器に見立て、ハッシュドビーフを詰めてオーブンで焼いた変わり種レシピです。

ハッシュドビーフは仕上げにバターを入れることでコクと香りをプラスし、パンにもよく合うまろやかな味になります。たっぷり4~5人分の量があるので、ソースを入れる食パンは深さが必要です。

たっぷり1斤使い、中身が飛び出ないように気をつけてくり抜きましょう。このとき、くり抜いた中身のパンも一緒に焼くと良いですね。
焼いているうちにソースが煮込まれながらじょじょにパンにしみ込み、外側はカリッと、中はしっとりと焼き上がります。

焼きあがったハッシュドビーフ食パンの上にのせた半熟状のスクランブルエッグがとろりと溶け合い、見た目も味もインパクト抜群。やみつきになるおいしさです。

くり抜いた部分のパンをハッシュドビーフにつけながら食べても良いですね。人数が集まるパーティーなどでワイワイと食べたい一品です。

炒めのステップを丁寧にすれば短時間でも本格派

基本のハッシュドビーフは、玉ねぎとマッシュルームをしっかり炒めて旨味を引き出すことが重要です。肉と合わせた後の煮込み時間が短くても、しっかりと旨味を感じる仕上がりになります。

<意外とカンタン♪>
煮込む時間はかかりますが、難しい工程はほとんどないので、料理が苦手な人でもチャレンジしやすいのが魅力ではないでしょうか。ドミグラスソースのカロリーが気になる人は、トマトピューレを多めにして脂肪分の少ないエバミルクなどでコクをプラスすれば、低カロリーでも深みのある味わいになります。

<短時間で作れるのが魅力的!>
手早く作りたいときは、圧力鍋を使うのもおすすめです。扱いさえ慣れてしまえば、煮込み時間がかかるかたい材料も驚くほど短時間で柔らかくなり、本格的なハッシュドビーフが作れます。
本格的なハッシュドビーフ
電子レンジの活用も時短料理には欠かせません。材料の切り方を工夫したり、ラップをしたりしなかったり、途中で混ぜたりなど、早く均等に熱が通る工夫をすれば、長時間煮込んだような仕上がりになります。
電子レンジ
また、身近にあるコーヒーや赤ワイン、中濃ソースなどをちょい足しするレシピにも注目しましょう。コクだしや色づけなどそれぞれの特性があり、簡単に本格的な味わいを出せるので、ぜひ一度は試して欲しい時短ワザです。

今回紹介したレシピを参考にして、簡単でおいしいハッシュドビーフを毎日の食卓に並べてみてはいかがでしょうか。
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メニューズ編集部